修整!

以前の記事で投稿致しました、ワンランク上のスーツですが、その画像を見た吉田店長から「袖付けを修整したい」と言う申し出がありました。
そこで、先日修整をお願いし、それが出来上がって参りました。

まず、以前の画像を御覧下さい。

これが修正前。私的には、何ら問題なかったのですが…。

画像を見ますと、袖に皺が出ているのが分かりますね。
私は、アームホールを小さく作っているので、こうなるのが当たり前、と思っていました。
しかし…。

修正後の画像を御覧下さい。

あれ!?皺が見事に消えています!

袖付けから下の皺が、見事に無くなっているのが、分かりますでしょうか?

何故、こんな事が起こったのでしょう?
これ、原因は私の体型にありました。

日本人の平均的な体型は前肩なのですが、私は胸筋が人一倍あるせいで、後ろ肩だったのです。
オーダースーツは、腕を前に出して動かす事を念頭に置いて作られますので、前肩仕様です。
それが、修正前の様な袖の皺を作り出していたのだそうです。

従いまして、私が盛んに腕を動かす職業でしたら、修整せずに前肩のままでおいた方が得策、と言う事なんですね。
しかし今回は、吉田店長と相談の結果、シルエット重視で行く事にしました。

一回作ったものを、作りっぱなしにせず、とことん修整して完成度を高めて行く。
吉田店長の拘りに、この人に任せて良かった、と思いました。

そして、宝物は更なる付加価値を得ました。
それは、少しでも良いものを作ろうとする人々の情熱の証です。