オペラの稽古スタートです

さて、ピンチヒッターとして出演させて頂くオペラの稽古がスタート致しました。


共演者の方々と。他の方々は全員20代。

稽古自体は、かなり前から行われていましたので、早く追い付かなければなりません。
しかも、本当に久し振りのクラシック歌唱ですので、実は内心ドキドキものでした。
稽古に参加する前に、発声フォームやディクションの意識をクラシック・モードに換えるのに数日間を費やしましたが、果たしてそれで通用するかが心配だったのです。

今回指揮をなさる宮崎義昭先生は、私が二期会研究生時代に散々お世話になった先生です。
久し振りにお会いしましたが、全然お変わりなく、とても温かく迎えて下さいました。
また先生の指揮で歌えるかと思うと、それだけで若返った様な、そんな錯覚を覚えます。
実際、先生の御指摘に答える私の様子は、まさしく研究生時代そのものだった様に思えました。

全曲歌い通してみて、自分が今まで通って来た道は、自分にとって無駄ではなかった、と思う事が出来ました。
オペラを離れ、ミュージカル、ソウル・ミュージック、と渡って参りましたが、その事によってクラシック発声を客観視する事が出来た様に思います。
そして、徐々にではありますが、自分の発声の欠点を修整しながら来たんだなぁ、とつくづく思いました。
また、声楽の師匠に良く「他芸を学べ」と言われましたが、その意味がようやく解った様な気がします。
勿論、まだまだ改善の余地はありますけれども、これからの稽古で試行錯誤して行くのがとても楽しみでございます。

私を快く迎えて下さった共演者の方々は全員20代、声も瑞々しく、とても良い刺激になります。
また三輪えり花さんの演出は、演劇的要素は勿論ですが、目にも楽しいものになっており、演ずる側も思わず嬉々として動きたくなる演出です。

さて、どの様な作品に仕上がりますか、どうか御期待下さいませ。

尚、演出家三輪えり花さんのブログ、主催団体Ryojinのブログ、共演の佐々木美歌さんのブログでも、稽古の様子がご覧頂けますので、是非訪れてみて下さいませ。