恒例の火曜日RUN/2016.05.17

恒例の火曜日RUN。
生憎の雨、しかもかなりの降り、仕方なく雨具を着用してのスタート。
雨天は好きではないけれども、花が雨滴に洗われて、色鮮やかに蘇る様に見えるのが、せめてもの救いかな。

先週の土曜日に、「イギリスを知る会」のセミナーで行われた、三輪えり花さんの講演「没後400年のシェイクスピアの魅力」に、お手伝いで参加させて頂いた。
約1時間半ほどの講演、終盤で対談のお相手を務め、ラストにGreensleevesの二つのバージョンを歌う、と言うのが私の役目。

出番まで、参加者の方々と一緒に講演を聴いていた訳だけれども、聴いていてつくづく思うのは、「何かを極めるって凄い」、と言う事。
内容の隅々に、「良くこんな事まで」と思うくらいの知識の網羅があり、研究の結実がある。

私は若い頃に、雑学本の下書きアルバイトをしていた時期があった。
本のテーマに沿ってネタを集め、調べた事を文章にして編集者に渡す、そんな仕事だった。
インターネットが、まだ今ほど普及していなかった時代だったので、情報は専ら図書館か、神田の古本屋で集めた。

そのお陰で、多ジャンルに渡る雑学の広くて浅い知識が蓄積されている。
そのせいか声楽以外、何かに集中して極める、と言う事をして来なかった。
それだけに、何かを極めている方を、とても羨ましく思うし、心から尊敬する。

6月の「ハムレット」にも、そんな三輪さんならではの、目から鱗の事柄が網羅されている。
「シェイクスピア遊び語り」は、ただの朗読ではなく、途中に三輪さんの楽しい解説が入るのも魅力なのだ。
俳優たちの台詞も堪能出来るし、知識欲も大いに満足させてくれる、二度以上美味しい公演と思う。

いつもより低い外気温のせいか、中々身体が暖まらなくて困ったけれども、何とか設定距離を走り終えた。

こうして続けていると、そのうちに何かを極められるかもしれないね。