恒例の火曜日RUN/2016.06.28

恒例の火曜日RUN。
雨模様だったけれども、何となく止みそうな気がして(と言うか多寡を括って)、雨支度をせずにスタート。
大抵はこれで、痛い目を見るけれども、今日はそれが当り、雨はすぐに上がってくれた。

私は、「市村ヒロシ」名義で、二期会と言う声楽家団体に、正会員として所属している。
今では、全く二期会オペラに出る事はないけれども、二期会正会員になる事は、国立音楽大学在学時からの、日本国内での一つの到達目標だったので、そのままでいる。
今はどうか分からないけれども、その当時の二期会正会員のステータスたるや、物凄いものだった。

今、良く言えばマルチな、悪く言えば何者だか分からない事をやっているのは、大学四年生〜二期会研究生時代にかけて、演出家である故・三谷礼二先生に出会い、その指導を受けた事がキッカケとなっている。
「芝居やらないの?君はオペラより芝居に向いてると思うけど」
これは、先生の別荘にお邪魔した時に仰って下さった言葉だ。

それを聞いて、すぐに演劇に転向する程、当時の私はフットワークが軽くなかった。
けれども、そのせいか、他ジャンルに渡って、様々な経験を積む事が出来た。
先生も今の私をご覧になって、雲の上でニコニコ笑っておられるのではないだろうか。

先生、研究生時代に、私に「リゴレット」のスパラフチーレ・マッダレーナ・ジルダの三重唱を演出を任せてくださいましたよね。
今、この歳になって、シェイクスピアのセリフを言う様になって、先生の意図が分かった様な気が致します。

人を指導する事で、自分をも、より客観的に見つめる様になるんですね。

今、私はそうやって役作りをしています。