恒例の土曜日RUN…今日はお休み

恒例の土曜日RUN…今日はお休み。

運動したくてウズウズしている身体に鞭打って(?)、某所でリサイタルの譜読みなんぞをしている。
今は、第一部に歌う曲の譜読み中、ルネサンス〜現代の、イギリスの曲を、軽い薀蓄も含めたセミナー風味でお送りする予定。
題して「イギリスを知るかい?」

イギリスの民謡〜ビートルズやクィーンまで、幅広い選曲にするつもりだけれども、やはりオペラも一曲入れたくなって来た。
ただ、イギリスのオペラと言うと、サヴォイ・オペラかベンジャミン・ブリテン、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズあたりが代表的か。
そうなると、余程お好きでない限り、日本人に馴染みのあるものは、殆どないと言って良いだろう。

そんな中で、ヘンリー・パーセルのオペラ " King Arthur " から " Song Of The Cold Genius(The Cold Songとも呼ばれる)" を選び出した。
アーサー王に取り憑いた「凍った大地の精霊」が、身震いしながら歌う曲だ。
以前CMにも使われた曲だし、スネークマンショウがお好きな方は、クラウス・ノミの名唱でお馴染みだろう。

この役は、上演時のプロダクションによって、アルトだったり、カウンターテナーだったり、いきなりバスだったり(笑)、コロコロ変わる。
私が、ずっと以前にミュンヘンで観た時はバスが歌っていて、ローマで観た時はアルトが歌っていた。
まぁ、音域が出れば(バスだと実音でオクターブ低くなる訳だけれども)何でも良かった時代の作品なので、この様な事が起こる。

譜読みしていて驚いたのは、このバロックと言う制約の多い時代にも関わらず、身震いして歯の根も合わない様子を、良くぞ音楽で表現したものだ、と言う事。
優れた発想と言うものは時代をも超えるのだろうね、私も見習わなければ。
パーセルが緻密に構築したフレージングを、きちんと処理して、うんと寒そうに演奏してご覧にいれます。

呑気にしている様で、準備は着々と進んでいます、どうかお楽しみに。

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