恒例の土曜日RUN/2016.10.08

恒例の土曜日RUN。
今日は、季節ならでは気温、これが正常なのだろう。
何だか大きな雨雲が通過中だった様で、時折土砂降りの豪雨が降り、お陰で一時濡れネズミに。

ネズミと言えば、やはりシェイクスピアの「じゃじゃ馬馴らし」を思い出す。
え?なぜ馬ではなくてネズミかだって?
それは、リサイタル本番でお話しします(笑)。

それにしても、「じゃじゃ馬馴らし」は、とても危険な作品だ。
何せ、ペトルーキオがカタリーナを、食べさせない・眠らせないと言った、虐待に近い手法で従順な女に変身させる、と言うストーリーだからね。
女性にとっては、観ていて腹の立つ作品である事は間違い無いだろう。

調べてみたら、シェイクスピアの時代ですら、問題作だったらしい。
ジョン・フレッチャーが後年、続編にあたる『女の勝利、またの名じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』を発表しているくらいだ。
そう言えば、ジョージ・バーナード・ショーの「ピグマリオン」は、「じゃじゃ馬馴らし」へのアンチテーゼだものね。

演出の三輪えり花さんも、前回の上演の時に、解釈に相当苦心していたけれども、今回、ある試みをする。
ペトルーキオをただのマッチョな男尊女卑の男ではなく、マッチョだけれども女性の扱い方を知らない、偏屈な男として設定。
しかも、カタリーナだけを食べさせない・眠らせないのではなく、自分も食べない・眠らない、と言う解釈にした。

そうして、カタリーナと共に、ペトルーキオも変化して行くストーリーに生まれ変わる。
これならば、女性の方々から顰蹙を買う事なく、気楽に笑って頂けるだろう。
現代に活かすシェイクスピア、大胆な読み替えも試みられているけれども、今回の試みも一つの道筋を付けるのでは無いだろうか。

ふと見上げると、瓢箪がだいぶ大きくなって来ている。

始めた時は小さくても、やがては大きく実る事もある。
これからの人生、そんな事が続くと良いね。

本番まで、あと13日。
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