恒例の土曜日RUN/2016.10.15

恒例の土曜日RUN。
すっきりとした秋晴れ、気温もちょうど良く、走るのには最適。
周辺の色彩で、景色が秋支度を始めているのを感じる。

昨日の中央線の中での事。
比較的空いていたので、座席に座ってiPhoneで、イギリス音楽について調べ物をしていた。
隣には、私よりも年長のご夫婦が座っておられ、奥多摩の方へ行かれるのか、楽しそうに目的地について話しておられた。

中野の駅で、そのご主人が、不意に立ち上がられた。
調べ物をしていた私は、ちょっと経ってからそれを目で追う事になった。
そのご主人は、荷物をたくさん抱えていた、同年代の女性に席を譲ろうとしていたのだった。

自分でも驚いてしまったのだけれども、私は咄嗟にそのご主人に声をかけた。
「ご主人、私が立ちますから。」
遠慮するご主人に
「いやいや、私の方が若そうですから。」

そう言うと、ご主人は思わず声を出して笑い、周囲に笑顔が拡がるのが分かった。
席を譲った事が誇らしいのではない、周囲を笑顔に出来た事が嬉しかったのだ。
もしかしたら、私は周囲を笑顔にする事が好きなのかもしれない。

電車を降りしなに、そのご夫婦が
「とってもイイ声のお兄さんだったわね、ちょっと怖そうだったけど」
と話しておられるのが聞こえた。
…本人にも聞こえてますけど(笑)、でもお兄さんにしてくださって有難う(笑)。

走りながら、その出来事を思い出して、思わず笑みがこぼれた。
気分は、天気と同じくらいに爽やか、まだまだ色々としなければならない事が沢山あるけれども、何とかなる様な気分になって来る。
春と秋の晴天は、疲れた心への特効薬だと思える。

青空と緑の組み合わせが良いバランス、所々赤みを帯びて来ている広葉樹がまるで恥じらってでもいるかの様だ。

来たる金曜日、会場に笑顔を沢山拡げたい。