恒例の火曜日RUN/2017.05.16

恒例の火曜日RUN。
柔らかな日差しと気温、春が戻って来た感覚だ。
これくらいが丁度良いなぁ〜。

来月に迫った「空騒ぎ」の稽古が佳境を迎えている。
二曲ほど歌も披露させて頂くけれども、作曲家:加藤千晶さんのオリジナル曲、何とも贅沢な事だ。
彼女は、シェイクスピアの作品と私の声質とを知り抜いているので、いつもドンピシャリの作品を作ってくれる。

男声歌手の花形と言えば、やはり高音歌手・テノールだろう。
私の様な低音歌手・バスは、通常は脇に控えている存在だ。
それを、メインとして前面に出してくださる制作側に、そしてそれを楽しんでくださるお客様に、いつも心から感謝している。

こうして日々努力を重ねているのは、それらに応えるため、そしてただの低音にならないため。
更に、可能な限り視覚的にもご満足頂ける様に(顔は仕方ないとして)するため。
但し、何かに(例えば加齢とか)抗っている訳ではなく、あくまで楽しみながら…、そうしないと、ご覧になっていて苦痛になると思うので。

こうしたメンテナンスを楽しみながら出来ているうちは、現役を続けられるだろうし、苦痛に感じたら恐らくは引退する時、自分でそう感じている。
そうなったら、後進の育成に本腰を入れるだろうけれども、そのスタンスになれば、苦痛に感じた自分のメンテナンスにも、また違ったスタンスや楽しみを見出すだろう。
そう考えると、私は生涯、メンテナンスをやめないのかもしれないね(笑)。

今回も何役かを演じるけれども、年齢不相応な役柄もある(笑)。
そのために、声帯の合わせ方や横隔膜の緊張を少し強くして、若い頃の発声の生理に近付けている。
勿論、若い頃を完全に再現する事は出来ないけれども、少しでも近いものを感じて頂くために。

こうした、筋肉の視点からアプローチする私の役作りは、あまり日本では見ないけれども、イタリアやドイツで学んだ演技へのアプローチだ。
このアプローチをすると、身体の動きは勿論の事、台詞の音色まで自在に作る事が出来る。
勿論、筋肉由来の発声技術を持っていないと、アプローチ出来ないんだけどね。

日本では珍しいアプローチの私の演技・歌唱、どうかお楽しみに。

私は、本番までに、もう少し磨きをかけます。

ご予約は下記のフォームにて。
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