恒例の火曜日RUN/2017.05.23

恒例の火曜日RUN。
気温は28℃だけれども、一昨日・昨日よりも涼しく感じてしまう。
今からこの気温で、夏になったら一体どうなることやら…、頑張れ私の身体。

一説によると、日本人は筋肉がつきにくい、と言われている。
俗に白筋と呼ばれている速筋が、欧米人に比べて少なく、赤筋と呼ばれている持久筋が多いからだそうだ。
ただ私は、それは農耕民族特有の踵重心にも一因がある、と考えている。

最新の筋力トレーニングメソッドでは、爪先重心を推奨している。
速筋が発達し易い民族と言われている、アフリカ系の人たちにも、爪先重心の人が多い。
彼らの多くは、元々が狩猟民族なので、常に獲物を追っていた活動から生まれた、瞬発力に富んだ筋肉と、それらを瞬時に使える重心を必要とした。

一方で、農耕民族系の日本人は、踵重心でしっかり踏ん張っていないと、前にツンのめってしまい、耕す事や刈り取る事が出来なくなる。
そして、その作業は延々と続き、それにも耐えられる持久力を持った筋肉と、どっしりと安定した重心を必要とした。
それぞれの食料確保の違いが、長い歴史の中で、筋肉の付き方・動作の仕方を根付かせて来たと言っても過言ではないだろう。

つまり、爪先重心で行動する時、人間は速筋を中心とした動きになり、踵重心にシフトすると、持久筋を中心とした動きになる。
この重心を調整する事で、速筋と持久筋の動きの割合を調整する事も、不可能ではなくなっている。
体型の調整も、この重心への意識次第で、大きく変わってしまう。

歌を歌う時や台詞を言う時にも、目的に応じて重心を微妙に調整する事が必要なのだ。
私自身は、例えば歌ならば、テンポの速さや曲調で、台詞では、感情の変化に応じて、重心を微妙に変えている。
声楽や演劇の発声訓練では、重心を一定にしがちであるけれども、私にとっては、これはあまり実用的ではないのだ。

帰宅すると、イタリアに修理に出していた、AURORAのローラーボールが、修理から戻って来ていた。
その小包を見て、驚きと嬉しさで、重心がちょっと後ろへ(笑)。
すぐさま重心を爪先に移して、小走りに部屋へ駆け込んだ(笑)。

もし興味をお持ちなら、6月の「空騒ぎ」で、私が台詞を言っている時や、歌っている時の、重心の取り方にもご注目頂きたい。

表現芸術の一つの新しい楽しみ方になるかもしれない。

「空騒ぎ」チケットお申し込みは
https://pro.form-mailer.jp/fms/bf6e3323119515
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