恒例の火曜日RUN。
これから雨になるのかな、どんよりした曇天と、かなりの湿気を含んだ空気、気温も低い。気分的には爽やかとは言い難い気候だけれども、シェイクスピアの世界から我に帰るには絶好の気候だね。
お陰様で、全8回公演…前日のGP2回を入れると全10回を、ノンストップで無事務め上げる事が出来た。
自分としては、声の保持に非常に不安を抱いていたけれども、特に問題なく、安定したグレードでお届け出来て嬉しい。
兎に角、声を失ったら全てを失うので、稽古開始から本番に至るまで、慎重に身体と声を造って来た。
今回の何よりの収穫は、公演を重ねる毎に、役柄を成長させる事ができた事。
当初は、よりひょうきんなキャラクターに傾いていたが、千秋楽に向けて段々軍人らしさを増して行き、遂に最終日にそれらを良いバランスで配合出来た様に思う。
千秋楽前に、それへの挑戦を提案してくれた、演出家に心から感謝している。
共演者にも恵まれ、息の合った、けれども決して馴れ合いではない一体感を維持する事が出来た。
岩崎MARK雄大君は、前回レアティーズの代役を見事にこなしてくれたけれども、正式には初共演となる。
シェクスピア作品上演で精力的に活動している「シアターカンパニー・カクシンハン」の中心俳優で、非常にクレバー且つエネルギッシュな人、共演しているこちらまで元気になれる人だ。
8月14日から開幕する吉祥寺シアターでの「タイタス・アンドロニカス」が楽しみだ。
岩田翼君は、初めて出会った時には、まだ若手のホープだったけれども、気が付いたら中堅俳優に成長していた。
元々達者な人だけれども、より安定度を増し、共演していて、何故かホッとする(笑)。
最近では、良くCM等で見かけるようになり、偶然それを目にする度に、何だか嬉しくなる自分がいる。
鈴木美紗さんも、ここのところ共演が続き、その度に成長を重ねている人だ。
このシリーズのマスコット的存在で、みんなに好かれ。彼女がいるだけで楽屋がパッと明るくなる。
ここのところ、難役に挑戦し、見事にそれをモノにしているので、これからもきっと成長し続けるに違いなく、私もそれを心から楽しみにしている。
ピアノ・作曲の加藤千晶さん、最早この遊び語りシリーズになくてはならない人だ。
このシリーズでは作品ごとに、私のためのソングナンバーを作曲してくださっているけれども、それらを集めて彼女の作品集を出すのが私の夢だ。
もう長い付き合いになるので、本番の阿吽の呼吸は保証付き(笑)、現在は「眼と眼で通じ合う」仲である(笑)。
それに加えて、ボランティア・スタッフの方々にも大変助けて頂いた。
大学生、オペラ歌手、俳優、ライブ・インタラクション認定コーチからなる混成チームだったけれども、お陰で我々は、安心して演技に没頭出来たと言っても過言ではない。
感謝の気持ちを込めて謹んでお名前を挙げさせて頂くと、石田優希子さん・梅木佳穂さん・後藤祥子さん・増田律子さん・鷲津美帆さん・渡邉智美さん。
有難う、心より感謝申し上げる。
素晴らしい映像・写真を撮ってくれた久保幹夫さん、平舘平さん。
後援してくれただけでなく、何くれとなく相談に乗ってくれた絵本塾ホールの森田家光さん。
物心両面から私を支えてくれている吉田スーツの吉田務さんとスタッフの方々、そしてスーツ仲間たち。
山梨より応援して、駆け付けてもくださった、山梨県立県民文化ホールと、シンデレラ・チームの皆様。
そして、遊び語りファミリーの皆様。
ここぞとばかり駆け付けてくれる友人たち。
本番の時だけでなく、日頃の感謝を忘れないようにしたいと思う。
そして、翻訳・構成・演出・主演の三輪えり花さん。
最早私は、彼女以外の演出は受けない、と決めている。
シェイクスピアを分かっている、と自称する人は多いけれども、本当に分かっている人は少ない。
彼女が創出したこの「遊び語り」は、日本にシェイクスピア作品を根付かせる一翼を明らかに担っていると思うし、本当に分かっている人にしか出来ない仕事だろうと思う。
この後、山梨の「シンデレラ」でもご一緒するけれども、良い仕事が出来そうで、今から楽しみだ。
最後に、ご来場下さったお客様、お楽しみ頂けましたでしょうか。
これから益々磨きをかけて、リサイタルに臨みます。
どうかお楽しみにお待ちくださいね。
