恒例の土曜日RUN/2017.09.30

恒例の土曜日RUN。
急激に秋めいて来て、日が落ちると気温は急降下、着るものを選ぶのも大変だ。
レッスン室でも、ヘッドホンのリニューアル、音響機器のメンテナンス等、来年度に向けての準備が始まる。

駅方向に向かって走ると、工事中のツインタワーが見える様になって来た。
おぼろげながらに覚えている、子供の頃の駅の姿と比べてみたりして、時代の移り変わりをしみじみと。
完成すると、我が街も色々と変わるんだろうなぁ、などと思いながら、まっすぐの道を選んで走る。

変わって欲しいものもあるし、変わって欲しくないものもある。
様々なものが省略されつつある世の中、省略して欲しくないものが増えて来た。
けれども、そんな事を考えている自分を、なんだ年寄り臭い、と苦笑い。

帰宅すると、先日司会をさせて戴いたコンサートの写真(「赤とんぼ」を歌わせても頂いたけれども、その場面の写真であろう)を頂いた。
私はいつも、この歌の最後に、竿先にとまっている赤とんぼをそぉっと捕まえようとして、逃げられてしまったのを笑顔で見送る、と言うゼスチュアをする。
この日は、どうしようか迷ったけれども、結局いつも通りに入れ、喜んで頂けた様で、ホッとした。

この、「赤とんぼ」の歌詞の内容も、中々共感できにくい時代になって来ている。
きちんと直立不動で歌う人も勿論必要だけれども、私の様に新しいスタイルで後世に伝える人もいて良いのかな、と思う。
歌舞伎座や国立駅が、新しいビルディングの前に、旧建築を復元して残して、共存している様に。

スタイルは新しいけれども、その根底に流れるものは変わらない。

九月最後の走りを、そんな事を考えながら、無事終えた。