恒例の火曜日RUN/2018.02.20

恒例の火曜日RUN。
そこかしこに梅のほのかな薫り、ついつい吸い寄せられて、立ち止まる頻度が増す。
もう少しで、華やかな色彩の世界が、鮮やかに広がるだろう。

この時期になると気にかかるのが、青梅市にある吉野梅郷・梅の公園だ。
私も、パートナーと共に、二度ほど訪れた事があるけれども、その広大な園内に植えられている梅が、満開の時期を迎えて、びっしりと咲いている様は、脳裏にくっきりと焼き付いている。
私にとって、桜と言えば奈良県の吉野、梅と言えば青梅市の吉野だった。

2回目の訪問の時に、悲しい事実を知った。
東京都下で最大規模の梅郷公園だったけれども、園内にある梅の木の殆どが、木を弱らせる「プラムポックスウイルス」に感染している事が判明した、と言うのだ。
そして残念ながら2014年に、感染拡大を防ぐために、全てが伐採されたのである。

今後、園内に梅の木を植えるには、伐採後の3年間、周辺で新たな感染がないことが条件になる。
2016年に国の検討会は、伐採などの対策によって新たな感染リスクは十分に低くなっていると判断、梅の公園や、その周辺での梅の植樹の再開を認めた。
そして、その年の11月に、再開第一号の植樹が行われたのであった。

そして、2017年3月には、3年ぶりに梅まつりが開催された。
新聞でその記事を見て、近隣の人々はどれほどこの時を待っただろう、と思い、じーんと心に響くものがあった。
今年もまた、無事開催されるとの事、再開に向けて尽力なさった方々の喜びもまた一入であろう。

この様に、真摯な努力や尽力が報われるのを見るのは、良いものだ。

もう少ししたら、満開の梅の花たちに、再び会いに行こうと思っている。