恒例の土曜日RUN/2018.08.04

恒例の土曜日RUN。
相変わらずの暑さ、それでも動かない訳にはいかないので、少しでも身体を慣らそうと、今日も走り出した。
少し走っただけで滝の様な汗をかくけれども、どうやらそれにもすっかり慣れてしまった様子、爽やかとは行かないまでも特に不快には感じなくなった。

さて、いよいよ「お気に召すまま」の稽古も始まり、「オペラ遊び語り」と「ヴェニスの商人」との三本同時進行が始まった。
「お気に召すまま」は本読み段階だけれども、歌手として演劇に参加する場合、本読みに呼ばれる事自体が珍しいので、久し振りの雰囲気を味わった。
今までは、立ち稽古終盤に呼ばれ(勿論、その前に別途音楽稽古をしていたけれども)、既に出来上がっているものに、はめ込んで頂く事が多かったので、今回は極めて異例。

稽古初日、稽古場に入って行くと、そこにいた俳優諸氏が私を見てギョッとするのが観て取れた(笑)。
私は初対面ではギョッとされる事が多いけれども、ここのところずっとレギュラーメンバーとの仕事が多く、これもまた久しぶりに味わう感覚なので、何だか懐かしくも居心地が微妙な瞬間であった。
けれども歳を取って、ある意味図々しくなったお陰か、そんな事もすぐに忘れ、俳優諸氏の台詞に聴き入っていた。

移動時間の都合で足早に稽古場を出て、次場所へと移動する時には、もう頭のギアがニュートラルに切り替わっているのも久し振りの感覚だ。
長年の経験から、作品を掛け持ちしている時は、移動中は極力意識をニュートラルにして、作品同士お互いを干渉させないようにする。
そうしないと、別な作品の台詞があらぬところで出て来てしまったり(実体験に基づく)、キャラクターの所作を間違えたりしてしまうので。

この「意識をニュートラルに」、と言うのが結構難しく、ともすればボーッとしてしまい、次の現場に着いた時には、再度意識を起こさなければならなくなっしまう。
私の場合、目の前の事象のみに反応して、脳内を深く反芻しない様に出来るまで、かなりの年数を要した。
季節が良ければ、音楽でも聴けば簡単に済むのだけども、こう暑くては、たとえインナーイヤーでもヘッドホンをするのが煩わしいのである。

現在の日常のフローを整理すると、自分のトレーニング→レッスン業務→三作品の稽古、それらを分刻みでこなしている、と言った具合。
教えている学校の夏休みが丸々潰れるため、このまま新学期が始まってしまうと、どんな事になってしまうのか…いやはや、全く想像がつかない。
今の所は、心身共にフゥフゥ言っている状態だけれども、慣れれば充実感を覚えられる様になるだろう…か…少々自信がない(笑)。

こんな時に気を付けなければならないのは、栄養摂取と休息のバランスである。
アレルギーがあるため肉類(魚介類以外)を一切食べられない私は、どうしても栄養不足になるためサプリメントによる補給が必須となっている。
先日も、主治医である友人に相談して、必要な栄養素を含むサプリメントで、信頼できるメーカーのものを調えた。

あと、極力時間を確保して、夜にきちんと質の高い睡眠を取れる様にしたい。
昼寝が出来れば良いけれども、時間的に難しく、電車等で移動中の睡眠は、乗り過ごしの危険がある。
ナポレオンの如く、ちょっとした隙に眠れたら、さぞ便利であっただろう。

こうして、暑さにアタフタとしている間に始まってしまった、三本同時進行。

どうか三本共に、良い仕事が出来ます様に。