恒例の土曜日RUN。
何故急にこんなに涼しくなったのか、全く解せない。いや、涼しいのは有難いけれども、折角あの猛暑に慣れ始めた身体が、戸惑っているのを感じる。
9月後半に本番を迎える「オペラ遊び語り」は、オペラの作り方を紹介しながら、アリアの名曲を楽しんでもらい、尚且つ「魔笛」のハイライトをも楽しめる、と言う、一粒で三度美味しい企画である。
私は、バス歌手としてアリアを歌い、三輪えり花さんと共にオペラの作り方紹介のナビケーターを務め、更には「魔笛」のザラストロを演じる。
目下のところ、他の二本と並行して、イタリア語・ドイツ語のディクションを細かく確認しているところ。
同じオペラでも、ドイツものとイタリアものでは、歌い方も全く異なるし、子音から母音に移る時のタイミングも微妙に違う。
また、母音の口型も違って来るので、必然的に音色も違うものになるのだ。
共通しているのは鼻腔の共鳴で、ディクションに惑わされて、これを忘れてまうと、声がこもってしまう事もある。
更に、その約一ヶ月後に本番を迎える「音楽劇・ヴェニスの商人」は、本読みが終わり、私が演じるシャイロックの立ち稽古が始まっている。
主要な台詞が歌になるため、作曲家・加藤千晶さんが、現在鋭意作曲中。
「お気に召すまま」が終わり次第、音楽と合わせた稽古になる予定。
同時進行が実際に走り出すまで、不安で仕方なかったけれども、走り出してみると、「もうやるしかない」に。
ここのところ本当に、1日1日を大切に生きている様な気がして来るから不思議だ。
稽古が始まる前は、ただ時間に流される様に生きて行かざるを得ないのか、と思っていたので。
さて「お気に召すまま」も、後藤浩明さんによる、私の歌う曲が全部出揃い、益々作品が形を為し始めている。
どの作品も、素晴らしい方々とご一緒出来、それに喜びを感じられる自分を、幸せに思う。