恒例の火曜日RUN。
かなり大型の台風が来ていて、スタートした時点で雨は降ってはいなかったものの、かなりの強風。
風に飛ばされたものに当たって、もし怪我でもしたら、本番に差し障りがあるので、かなり注意深く走行した。
昨日で稽古場での通し稽古はラスト、今日から劇場入りで、スタッフの皆さんが懸命に作業していてくださる。
一方キャストは、それに報いるべく、鋭意自己調整に取り組む。
私もそれに倣い、朝から調整の一日である。
まず、体幹のトレーニングで体を温め、通し稽古で掴んだ、身体の必要部位の筋力を強化トレーニング。
但し、超回復を本番に間に合わせるために、あまり筋繊維を破壊し過ぎない事が大切である。
従って、負荷を一段階〜二段階落としての実施、追い込み過ぎない様にして、ステージを務める事でフィニッシュ出来るくらいの余地を残しておく。
私の場合、これは声の調整にも有効な作業で、あまりに筋肉を追い込み過ぎてしまうと、男性ホルモンの量が一時的に増え、声がより硬質な方へと傾く。
今回の役柄に合わせ、あまり男性ホルモンを増やし過ぎない様に加減する事も、長年の経験で可能になっている。
勿論、恥ずかしながら、数限りない失敗を重ねた上での事だ。
やらなければならないタスクは沢山あったけれども、一つに集中し過ぎず、飽きたら別の事に手を出す。
さして、それにも飽きたらまた別の事、と言う様に、ストレスを分散させる事も大切。
集中し過ぎから来るストレスは、確実に声を奪って行く。
私にとっては、普段のケアに自信を持てたら、後は声を過保護にしない事も重要で、劇場入りしても敢えてマスク等をせず、舞台環境に喉を慣らして行く。
若い頃は、必ずマスクをしていたけれども、当然ながら実際に舞台に立つ時には外しさなければならず、その環境差に却ってやられてしまう事が多かった。
「それなら最初からマスクなしでやってやろうじゃねぇか!」と、半ばヤケクソでそうしたら、それで上手く行く様になった、と言う次第である。
勿論、これには向き不向きがあり、誰にでも通じる方法ではない事をお断りしておく。
私の場合、過敏にケアする事で、自分を精神的に追い込んでしまい、却って不調を招いたと推察している。
ホコリ等の物理的なリスクと、それに過敏になる事で過度なストレスを抱える心理的なリスクは、ほぼ同様のトラブルをもたらす、と言う検証結果もあるのである。
そして仕上げには、オペラのアリア等、今回の作品とは全く関係のない歌を歌う(笑)。
これも、自分を追い込み過ぎないための回避策の一つで、こうする事で、作品中の曲がとても新鮮な気持ちで歌えるのだ。
場合によっては不謹慎に思われる事もあるので、普段あまり声を大にして言っていない(笑)。
台風が去れば、いよいよ初日の幕が開く。
我々キャスト陣は、万全の調整加減で、皆様をお迎え致します。
かなり大型の台風が来ていて、スタートした時点で雨は降ってはいなかったものの、かなりの強風。
風に飛ばされたものに当たって、もし怪我でもしたら、本番に差し障りがあるので、かなり注意深く走行した。
昨日で稽古場での通し稽古はラスト、今日から劇場入りで、スタッフの皆さんが懸命に作業していてくださる。
一方キャストは、それに報いるべく、鋭意自己調整に取り組む。
私もそれに倣い、朝から調整の一日である。
まず、体幹のトレーニングで体を温め、通し稽古で掴んだ、身体の必要部位の筋力を強化トレーニング。
但し、超回復を本番に間に合わせるために、あまり筋繊維を破壊し過ぎない事が大切である。
従って、負荷を一段階〜二段階落としての実施、追い込み過ぎない様にして、ステージを務める事でフィニッシュ出来るくらいの余地を残しておく。
私の場合、これは声の調整にも有効な作業で、あまりに筋肉を追い込み過ぎてしまうと、男性ホルモンの量が一時的に増え、声がより硬質な方へと傾く。
今回の役柄に合わせ、あまり男性ホルモンを増やし過ぎない様に加減する事も、長年の経験で可能になっている。
勿論、恥ずかしながら、数限りない失敗を重ねた上での事だ。
やらなければならないタスクは沢山あったけれども、一つに集中し過ぎず、飽きたら別の事に手を出す。
さして、それにも飽きたらまた別の事、と言う様に、ストレスを分散させる事も大切。
集中し過ぎから来るストレスは、確実に声を奪って行く。
私にとっては、普段のケアに自信を持てたら、後は声を過保護にしない事も重要で、劇場入りしても敢えてマスク等をせず、舞台環境に喉を慣らして行く。
若い頃は、必ずマスクをしていたけれども、当然ながら実際に舞台に立つ時には外しさなければならず、その環境差に却ってやられてしまう事が多かった。
「それなら最初からマスクなしでやってやろうじゃねぇか!」と、半ばヤケクソでそうしたら、それで上手く行く様になった、と言う次第である。
勿論、これには向き不向きがあり、誰にでも通じる方法ではない事をお断りしておく。
私の場合、過敏にケアする事で、自分を精神的に追い込んでしまい、却って不調を招いたと推察している。
ホコリ等の物理的なリスクと、それに過敏になる事で過度なストレスを抱える心理的なリスクは、ほぼ同様のトラブルをもたらす、と言う検証結果もあるのである。
そして仕上げには、オペラのアリア等、今回の作品とは全く関係のない歌を歌う(笑)。
これも、自分を追い込み過ぎないための回避策の一つで、こうする事で、作品中の曲がとても新鮮な気持ちで歌えるのだ。
場合によっては不謹慎に思われる事もあるので、普段あまり声を大にして言っていない(笑)。
台風が去れば、いよいよ初日の幕が開く。
我々キャスト陣は、万全の調整加減で、皆様をお迎え致します。
