恒例の土曜日RUN/2018.10.13

恒例の土曜日RUN。
やっと秋らしい気温になったものの、突然の事なので、身体が戸惑っておられる方も多いのではないだろうか。
学生諸君や、レッスン生諸氏にも、風邪を引いている人が目立つ様になって来た。

来週の日曜日には、山梨県は石和温泉での「ヴェニスの商人」が本番を迎える。
一般の方でもご覧になれる入場無料の公演だけれども、予約が必要との事(私に直接メッセージを下さってもOK)。
会場の最寄駅である、山梨市駅や石和温泉駅は、甲府の一つ手前、新宿から中央線特急にて約一時間半強(+タクシーで15分)の所なので、ご興味おありの方は是非。

https://goo.gl/maps/ihDsVtvPrWk
会場である、いちのみや桃の里ふれあい文化館・多目的ホールは客席数が約400席。
山梨県には、このホールをはじめ、県内各所に良いホールが多々存在していて、羨ましい限りである。

この公演を以って、私の怒涛の夏が終わりを告げる。
早く終わって欲しい様な、終わって欲しくない様な、複雑な心境だけれども、何れにしても良い足跡を残したいもの。
また明日からも、本番に向けて、鋭意稽古を重ねて行くのみだ。

これまでの二本の公演を通して、私も随分と色々なものを得て、考え方や生き方が変わりつつある。
そして、どうせ変わるなら良い方に変わりたい、図に乗って道を踏み外さない様に、と自らを戒めて日々を生きている。
自分の専門知識や経験を活かしつつ、それに固執しない事で、新しいスキルを得られれば、御の字でもあるし。

私はオペラ歌手専業時代にも、自分の専門知識や経験に固執して、音楽に対する意見を強硬に主張してしまう事があり、随分と損をした。
その場に音楽監督がいらっしゃったにも関わらず、自分は音楽の専門家である、と言う自負心がつい頭をもたげてしまい、随分と争いを生んだ。
そうして敵を多く作ったおかげで、随分と仕事をも失った。

今は、オペラ歌手としての価値観が全てに通じるわけではないと理解しているし、自分の価値思考を他ジャンルとクロスオーバーさせる事を心がけてもいる。
それを教えて下さったのは、言うなれば私が作ってしまった敵の方々である訳で、今となっては感謝するしかないのである。
亡き師匠も生前、私の頑固ですぐ敵を作ってしまう一面を、相当危惧していらしたし、口を酸っぱくして諌めて頂いたけれども、やっと安心してくださるのではないだろうか。

いずれにしろ、停滞しない人生は面白い。

本番までの残りの道のりも、変化を愉しみつつ、身を正して歩こう。