恒例の土曜日RUN/2019.04.06

恒例の土曜日RUN。
先日、久しぶりに鎌倉〜江ノ島を訪れて、ほぼ満開の桜を満喫して来た。
江ノ島からの帰路、偶然にもダイアモンド富士に遭遇、早速一枚に収め、この日の最大の思い出とした。

最近、様々なセミナーやコーチング等の煽り文句で「何からも逃げてはいけない」と言う意味合いの言葉を良く目にする。
一見、前向きの言葉の様だけれども、私にはいささか異論がある。
唱えている人々に聞きたい、「あなた方は、何からも逃げないのか?」

私なぞ、日々逃げながら生きている。
迫り来る老いや、死の恐怖から逃げるためにトレーニングをし、何もできない自分から逃げるために多方面で活動している。
煎じ詰めれば、このスキンヘッドだって、禿頭から逃げるため(笑)。

あくまで私見だけれども、様々な恐怖心に打ち勝つために必要なのは、逃げない心だけではない。
ある意味現実から目を背け、別な理想像を描き、その実現を楽しみに生きると言うやり方もあるのだ。
言うなれば、逃避力と実行力があれば、ストレスも半減もしくは全く感じない。

逃げない心すなわち闘争心とか抵抗心とかを、逃避力に置き換える事を、人間の脳は意外と簡単にやってくれる。
逃避を許さない周囲の声を受け流す力も必要だけれども、それも実行力の一つである。
逃避が中途半端だと逃避したままになるけれども、強い逃避力を持つと、これを本物にしたくなるのもまた脳の仕事。

その機を逃さず、実行計画を練り(これが一番楽しい!)長期計画で実行に移す。
達成しても、更なる計画を練り、バージョンアップさせていけば、その間はずっと逃避期間だ。
私は、トレーニングや週二回のRUNを、そうやって始めたけれども、お陰で現在でも習慣化しているものの一つになっている。

実は、煙草をやめる時にもこの手法を使った。
煙草を吸わない自分を取り巻く環境へと逃避し、スーツを消臭しないで済むとか、様々なメリットを設定し、実行に移した。
お陰で、もう十年が経とうとしているけれども、最早吸いたいという衝動に駆られる事はなくなった。

表現者の場合、逃げてはいけない事が一つだけある、と考えている。

それは、現時点での自分の実力、これだけは逃避してはならない。