恒例の土曜日RUN/2020.02.08

恒例の土曜日RUN。
ここのところ寒かったので、今日くらいの気温でも身体がほっとしているのを感じる。
けれども、これから暖かくなるまで、二転三転するんだろうなぁ…。

日本のボイストレーニングでの主流は「声帯に負荷をかけない」である。
けれどもボイストレーニング先進国であるアメリカでは「声帯にも適度な負荷をかけて、身体の筋肉と一緒に鍛える」と言う考え方がある。
私が現在展開しているメソッドも、その理論に基づいている。

考えてみて欲しい。足の機能を退化させない様にするには、走ったり歩いたり、を推奨されるだろう。
そうしないと筋肉自体が減ってしまい、それによって機能が低下するのである。
つまり、足の筋肉に適度な負荷をかけ続ける事で、足の筋肉は常にアップデート・維持が可能になる訳だ。

同じく筋肉で出来ている声帯も、適度な負荷をかけていないと、筋肉の維持は望めず、機能も低下するのではないか。
現に、若い頃は声帯に極力負荷をかけずに来た人が、加齢と共に声を失うケースが多いのである。
この負荷の掛け方の違いは、YouTube等で欧米の名歌手達の歌唱している様子が、いながらにして手軽に観る事が出来るので、一目瞭然であろう。

負荷をかける、と言うと、即「力む」と発想してしまうのが日本人の悪い癖だ。
筋力トレーニングで、筋肉の成長にちょうど良い負荷が存在する事は、スポーツ科学では今や常識である。
私は声帯にも、その「ちょうど良い負荷」が存在すると言うエビデンスを得て、日夜その調整に余念がないのである。

さて、これからも私は、自分自身の身体やパフォーマンスで、エビデンスを示し続けなければならない。

つい先日の歌唱の様子を映像でご覧頂けるので、是非皆様の目と耳でお確かめ頂ければ幸いである。
https://youtu.be/n-PaQLyYG4s