恒例の土曜日RUN/2020.05.16

恒例の土曜日RUN。
今日は生憎の雨模様、けれども気温も穏やかで、凌ぎ易いと感じた。
この雨が、ウィルスを洗い流してくれれば良いのに、と子供みたいな事を考えながら走っていた。

最近、Twitterを通じて知り合った作曲家や詩人の方々が、相継いで作品を発表なさっている。
様々な方々がそれに呼応し、実演動画を披露したりしている。
私も、それらに触発され、最近はSNSで歌唱を披露させて頂く機会が増えた。

昨日、また一曲、心の琴線に触れた曲を歌わせて頂いた。
作詞は先日と同じく友人の片桐温志さん、作曲はOga-Pさん、ピアノは10月に予定されているリサイタルで御一緒する伊藤那実さん。
曲目は、歌曲『深海魚』である。

まず片桐さんの詩をお読み頂きたく、転載させて頂く。

深海魚
深い深い海の底
深い青に囲まれて
一人佇む

どれくらいここにいるだろうか
どう沈んできたかも覚えていない
ここからあがる手立てすら
分からずに一人

冷たい水の底で
涙を流しても誰にもバレない
そんなここが少し居やすい
ただ何となく
何となく寂しいのだ

私という深海魚の
少し悲しいお話

私は、この詩に、事故で入院した当初の自分自身を重ねた。
目を醒した時には、どうしてここにいるのか全く覚えておらず、止め処なく涙や鼻水、涎が流れてしまい、もう泣きたい気分であった。
けれども「この状態なら泣いても誰にも分からないな」と思ったら、気が楽になった覚えがある。

そう、私にとっての深海は、病院のベッドだったのである。

とにかく歌いたい、演じたい。

今は、出来る限りの方法でパフォーマンスをお届けする、それしかない様に思った。

https://youtu.be/iYIPhAr2YtI